レンタカーの予約は今日の正午から31日の正午までだったので、ゆっくり目の朝。とは言うものの明日の宿予約を電話してもらわないといけないので、寝てる人を叩き起こす(笑)。一件目は満室です、と断られたみたい。さて二件目、ここが一番惹かれてるところなんだけど。。と、運良く取れた!!二人で税込み123ドル。しかもTCが使えるらしい!いいじゃん、幸先よしだ。
レンタカー会社はAlamoという所にしていた。(前日でもOKなのはここしかなかったので…)そのため空港の営業所に行く必要がある。11時過ぎにGovernment Center駅からブルーラインに乗る。それが、、、エアポート駅の手前でアナウンスがあり、次の駅で打ち止めになるからシャトルバスに乗り換えなさいと言うではないか。皆ブーブー言いながら降りて地上に上がるものの、なんのアナウンスもないため、どのバスに乗っていいのかわからず皆右往左往、そのうち知らない間に散り散りに。どうしよう、、全くどうしていいか分からない。。そうしてると駅員のおばさんがやってきて、エアポートまで電車は行くから次の電車を待てという。は?行かないって言ってたではないか…。皆またブーブー言いながら戻る。空港に行く人がほとんどな為、皆大きい鞄やスーツケースを引きずっての移動。ほんとに電車来るんかいな、、とかなり不安な中、ようやく電車が来る。この時点では完全に12時に遅れることを覚悟し、アメリカの適当さを恨んでいた。あーあ、アメリカをなめるんじゃなかった。。。これからはもっと時間に余裕を持って行動しよう、、、と。。
が、ここからは調子よく動き、駅に着いたらすぐにシャトルバスでターミナルまで行け、しかもちょうどアラモのバスを見付けたため降りてそのバスに乗り込み、なんと3分遅れぐらいでアラモのカウンターに着けた。完全に結果オーライ!
しかもアラモのカウンターのお兄ちゃんが超いい人で、どういうルートで日本から来たのかとか、東京はなんのシーズンがいいんだね、とか色々聞いてくれ、説明も解りやすく、我々が契約したのはコンパクトカーなので、コンパクトと書いてある場所に置いてる車はどれに乗ってもいいよ、と言う。自分で好きな車選べるんだーすごいなーと言いながら見に行くと、コンパクトのところに一台も車がないではないか。。。どうするの?!
再度聞くと、コンパクトの左に並んでる車に乗ったらいいよ、と。明らかに一ランク上の車が並んでるけど、これに乗れるということ?いいの?と思ったのだが、言われたし仕方ないのでそこにあったDODGEのかっこいいスポーツタイプの青い車を選ぶ。私はこんな車の会社知らなかったけど、アメ車では有名らしい。
車内に乗り込む。えらい良い車。。明らかにコンパクトカーじゃないですけど(笑)。まずどこで椅子を動かすのか、何がどうなってるのか、カーナビの動かし方などを確認。カーナビは線を突っ込んだらすぐ使えるよ、言われたが、もちろん日本と全然違うのでどうやって使うか全くわからず。20~30分ごちゃごちゃ確認作業をし、ようやく出発。出るときに再度お姉さんに確認書を見せたが、良く考えたらそのときに「お客さん、コンパクトを契約してるのにこんないい車乗ったらダメですよ」とか言われなかったところをみるとほんとにOKってことなんだな。やはりここでもアメリカ人の適当さ(いや、懐の深さと言うべきか)を見た!だってランクが上だと値段が全然違うのに(笑)。
さて、ボストン市内が怖い。交通量が多い上、道が入り組んでいて全然分からず。。うまく93に乗れるかな。。。と、意外にちょっとだけうろうろしただけで、何とか乗れる。高速に乗ってしまえば快適。アメリカの皆さん、意外にもスピードは出さず、法廷速度を守って奇麗に走っている。日本よりマナーは良いように思った。それにしてもしばらく走っていると左ハンドル右側通行にも慣れて来た。っと、運転してる方はめっちゃくちゃ怖かったと思うけど(笑)助手席に居る方は快適でした。
その後もラジオを聞きながらアメリカの高速道路を調子良く走行する。なかなか感慨深い。途中に観光名所湖水地方があるので、少しだけ降りてみようということで、Meredithに行ってみる。かなりの雨が降り出した所もあったが、降りた時には天気になっていた。
ここは避暑地でたくさん人が集まり、ボートやクルーズを楽しんでいた。北海道の屈斜路湖を思い出した。ちょい悪おやじみたいな人もたくさん居たが、アメリカだったらかっこいい。
時間もなかったのですぐにここを出発、トレッキングが出来ると書いてあった「The Flume Gorge(フルーム渓谷)」へ急ぐ。ここが入場5時までだったので、ダメかと思ったが、ギリギリ滑り込み(5分前くらい!)でsafe。
ここがとても良かった!「Table Rock」というところを通り、、
しばらく行くといよいよ渓谷がはじまる。これはすごい!日本では見たことがない。
まず、すごい高さの崖の間を進む。
それから滝沿いに歩道があるのだが、それがギリギリをはうように作ってあり、迫力がある!こんなところによく道を作ったなあ。
これは思いがけず楽しかった。帰りのルートではシマリスを見る。コモンのリスより小さく、人慣れしてないため、写真におさめられない。アメリカのリス全てがサイズが大きいわけではないらしい。帰りは日がちょうど落ちる所で、光が水に反射してとても美しい。
ここは紅葉で有名なところらしいが、新緑の季節も非常に美しかった。1時間ちょっとの散歩コースで13ドル。また秋のシーズンにも来てみたいなあ。
さて、急いでモーテルへ車を走らせる。段々山深い感じになってきた。
出口から近かったため、すんなりわかる。思いのほか綺麗!一部屋7000円ちょっとなのに。受付のインド系のおじさんの感じもよし。
で、肝心の夕食ですよ。まったくのno ideaなのでこれをどうしようかということで、「ここから一番近いレストラン」をナビさんに聞いてみる。そのリストの中から私の独断でイタリアンらしき名前の店を選んでみる。「Cantina Di Gerardo」というお店。完全に賭け。
店の前まで車を走らせる。 外観を見て、良い印象を持った!しかも割と流行ってるようだし、もうここにしよう!
アットホームなお店で、イタリアの食堂みたいな雰囲気。お姉さんも良い人で、たくさんあるメニューの中から分からないので「Chicken parmigiana」というメインとシーザーサラダをシェアする。サービスで出てきたパンとガーリック風味のオリーブオイルがすごく美味しかった。
メインはチキンとパスタ添え、シェアした状態でサーブしてくれた。味がわからない中で、とりあえず無難なトマトとモッツアレラ味にしてみたのが良いチョイスだった。写真で見るとチーズがかなりくどそうだけど、チーズの下のチキンが柔らかくて良かった。久々にタンパク質が食べれて満足。
チップ込みで28ドル。お腹いっぱいで、飛び込みにしてはこれはうまいこといった方の部類だ。その後、初のアメリカでの給油を済ませ、ホテルへ戻る。「SUNOCO」という日本人にとっては面白い名前のスタンド。(でも有名みたい)。
今日はなかなか良き日でした。明日は登山電車に乗れる日です。