2010/07/24

灼熱のワシントンDC旅一日目④岡村店長に感動!編

奥様も合流してお寿司屋さんへ。プロフェッサー御用達のお寿司屋さんということで(H氏は連れて行ってもらったらしい)、すごくモダンで外装内装ともにかっこいい! 


しかもなんと我々が日本人だということがバレたようで、店長が挨拶にわざわざ来てくれた。店長の名前がメニューに書いてあってなんと「オカムラタカシ」だったため、挨拶に来てくれた際に突っ込んだところ、同級生な上出身も同じ大阪なんだそう。もちろん本人とは全く似ておらず、岡村店長の方がイケメンだったけど(笑)。でもアメリカに来て20年だそうで、NYにも2号店がオープンしたとかで、アメリカンドリームを手にしたやり手のお兄さんだった。味もとてもおいしかった。我々が頼んだ握りずしたち(照明が暗いが…)↓。



久々においしいお寿司が食べれて非常に満足!しかも岡村店長、スープを無料にしてくれた上、全員分のデザート(チョコムース)をサービスしてくれた!なんと気の利くお方!もしもDCに行く機会があったら、是非再来致します!!ちなみに店名はDAMOというのだが、いわれを聞こうと思いつつ聞き忘れた。なんやったんかな~ 


アメリカで日本人に会うとやはりちょっと嬉しい気分になる。中国人は中国人で集ってるし、スペイン人などもそうだし、やはり外国で暮らす場合に自分の国の人と集いたくなる気持ちはわからなくもない。日本を出ると自分は日本人だなあと再確認する。 
 
今日のホテルはデザイナーズホテル。夜遅いチェックインだったからか、なぜかアップグレードしてもらえて(クイーンサイズがキングサイズに)ものすごいかっこよさだった!DCはホテルの数がたくさんあるのだが、このホテルは人気ランキング3位だっただけあるわ〜。

灼熱のワシントンDC旅一日目③とにかく暑かった名所巡り編

その後DCに来たからには絶対行ってみたい場所ナンバーワン(私の中で)のホワイトハウスへ。

ただし本日のあまりの暑さのため、長居は出来ず、写真撮ったらすぐ帰ろうと思っていたところ、意外にも遠くて全員着いた頃にはぐったり。。。やはり遠目で見ているより、近づいてみたらビックリするほど広い。



裏側と表側を一応網羅。当たり前だがすごい警備体制でほとんど近づけないようになっていたのがちょっと不満な所。そらあ大統領の住居だし仕方ない。


ほら、DCのリスもこの暑さにぐったりしている。

 

余りにも体力を消耗しまくったためにスタバで休憩。その後DCのトレジョに行ってみたいと私が頼んでしたまったためエコバックを物色しに行くも、ボストンのラインナップと変わらずがっかり。地下の駐車場でEXITが分からず2、3度グルグルさせられる(私のせいでゴメンナサイ)。

 
他にスーパーない?と聞いた所H氏曰く少し離れた所に神戸牛が売ってるような高級スーパーがあるよということで、行ってみることに。"BALDUCCI'S"という高級スーパーは超楽しく、エコバックもシックで大人っぽい!もちろん購入して、今度は近くまで来たのでH氏の職場NIHを見学させてもらうことに。


 
すごい敷地にたくさんの建物が建っていた。ここも警備は厳重で、一度オバマ大統領が視察に来たときはそれはそれはすごい警備だったそうだ。普段からももちろん勝手に入ることは許されないため、IDを見せてvisitor用の名札を作成してもらい、職場の建物(右)とH氏のデスクを見学。


 
一番予算が割かれているという部署(クリニカルセンター)も中に入ってみる。いやー、すごい所で働いてるねえ、と改めて感心、感心。。。夜も8時頃になって来たため、そろそろ夕飯に行こうとH氏の奥様も合流してお寿司屋さんへ行く。(次へ)

  

灼熱のワシントンDC旅一日目②ナショナルギャラリー編

その後は美術館へ。今回もすごい展示量&建物が宮殿のようで美しいために非常に満足度が高かった!フェルメールやレンブラントもたくさんあった。もちろん、ゴッホやモネやピカソも。
以下が有名どころ&特に気に入った絵画たち。



 良く教科書に載っていたフェルメールの作品。
 ここにあったのか!




↑このシリーズは誰の作品か忘れてしまったが、天使(神?)が人間を天に導く様子が描かれていた。

これも確か有名な人ではなかったため、忘れてしまったのだが、空の色や波の様子が美しく心に残っている作品。細部まですごくリアル。



↓リアルつながりでいくと、このあたりの静物画もすっごい精密に書かれている。


好きなレンブラント。レンブラントは弟子の絵などを含めると今までで一番たくさんあった。


青の時代のピカソ「Le Gourmet」(グルメ)と、ゴーギャンの自画像。





これが実はルノアールの絵。
少女でなく成人した女性を、しかもこんな挑戦的な表情で描いたのは非常に珍しいと書かれていた。







来ました、ダビンチ。
アメリカで唯一レオナルド・ダ・ヴィンチの絵がここナショナルギャラリーにあり、ここだけさすがに人だかりになっていた。しかも、この絵だけ他の絵と差を付けた置き方がされていて、一つだけドーンとあるのだが、もちろん柵などはなく間近で写真を撮ることが許されている。アメリカはほんと太っ腹。
この女性は無表情で美しくない、という評価があるそうだが、 存在感という意味ではやはり他の絵と違う何かを感じた。(次へ)

灼熱のワシントンDC旅一日目①NASA博物館編

早いものでボストン生活最後の土日。
今日は早朝に出発し、ワシントンDCで暮らすH氏に会うためus airwaysの8時の便に乗る。フライト時間は2時間ほどで到着、空港まで迎えにきてくれるということで空港内で待つ。(ちなみにずっと探していたシナボンが空港にあった!しかも2店舗も。)同じく知り合いS氏もボストンから別の飛行機でここまで来ていたために(S氏はDCの違う空港に降り立っていた)先に彼をピックアップした後二人で来てくれた。4人で車に乗り込む。H氏、アメリカ生活1年半にも関わらず笑けるほど全くもって何も変わっていなかった(笑)。


DCの見る所と言えばスミソニアン。世界最大の博物館群らしく、全部で18あるすべての博物館、美術館などをなんと無料で見る事が出来る。アメリカはさすが太っ腹だ。まずは一番人気の国立航空宇宙博物館 (National Air and Space Museum)へ。ここは世界で一番来場者数が多い博物館なんだそう。
今日はなんと40度超えが予想されていたために確かに今までに経験したことがないほどの暑さで、車を止めて少し歩いただけでクラクラくるほど暑い。そんな中博物館の前は長蛇の列。。。。うっそお、、この炎天下、こんなに待たないといけないの(涙)、、とすでに嫌気が。

やっと入ってもすごい人。広い館内には大きな飛行機がたくさんぶら下がっている。男性陣3人はちょっと興奮気味だったようだが、私一人、あー飛行機やね、って感じで(笑)
詳しくないので全然わからないが、戦闘機とかミサイルなどがすごい数コレクションされていたのだが、少し思ったのは、これだけの量展示されていると、逆に希少価値が下がるというか、有り難みが減ってしまうと感じるのは私だけ?!



コックピットの中が見れたりとか、月の石が触れたりとかした。月の石はみんなが触りすぎて、表面がタイルのようにつるっつるになっていた。


まだ意味がわかったため一番興味深かったのはライト兄弟のコーナー。実際使った飛行機(もしくは模型かも)と、どのような格好で操縦したのかがわかるのだが、びっくりするような体勢で操縦していた!鳥人間コンテストを思い出した。


ランチはたった一カ所しかないフードコートにみな押し寄せるため、すごい列。しかもメニューはほぼマックのみ。日本にはないなんとかチキンというハンバーガーにしたが、これが期待してなかった割に結構おいしかった。なぜかわからないがアメリカでマックを食べると美味しく感じる。(次へ)

2010/07/23

フレンチレストランで初ランチ

今日は評判のフレンチレストランへ友達と行ってみる。ドレスコードがあるような高級店だが、平日ランチならコースで結構お得。前菜、メイン、デザートが事前に決まった24ドルのコースなので、選ぶのに四苦八苦する必要もなくて良かった。

まずは前菜。goatチーズがふんだんに乗っている素敵なサラダ!何がすごいってトマトが甘い! まるでフルーツのような甘さ。


メインはラム肉。とっても柔らかく、アメリカでは珍しいくらい適量。やっぱりフレンチに限りますねえ。。飾り付けも繊細で、彩りも鮮やか。お肉の下につぶつぶのごまのような黒いものが敷き詰められていたのだが、何だったのか?説明されたと思うのだが、聞き取れず…。


ちなみにパンも選べて、私はフォカッチャを選択。これがまためっちゃくちゃ美味しかった。おかわりもフォカッチャにしてしまった笑。


お楽しみのデザート。これまたなんと綺麗な飾り付け。ココナッツケーキとグァバアイスと抹茶サブレと言ったと思うが、抹茶サブレはなんと砕かれた状態。黄色いソースもトロピカルな味で、色々混ぜて食べるととても美味しかった。


とても落ち着いた店内で大人の雰囲気、まさにこれは記念日に来るような素敵なお店だった。ドレスコードがある分、夜はもっと敷居が高いと思われる。一回夜にドレスアップして来てみたいものだなあ。

近くで今日はファーマーズマーケットが開催されていた。いつ来てもワクワクする!


2010/07/19

NY旅3日目③念願のアムトラックにも嫌な思い出

NYの地下鉄は結構路線が複雑で、しかも「急行」の表示がわかりづらかった。(後から友達に聞いた所そんなにわかりにくいことはないみたいだった笑)そのため、普通しか止まらない駅なのに急行に乗ってしまったりして、何度か往きつ戻りつしたりしたが、無事再度自然史博物館に到着。NYの地下鉄は上記の理由により、この3日間でかなりの回数乗ったなあ。

ただ、着いた頃には時間が遅すぎた…。今日は5時半発のアムトラックのチケットを予約していたので、逆算するにあと3,40分程しかない。相当急ぎ足で見て回る。一番かっこ良かったのは実物大のシロナガスクジラ。ここも展示の際の照明が美しい。


それと、恐竜の骨格標本。
すごい大きさだった。この二つを見たら大体終了。本当はプラネタリウムも見てみたかったけど、泣く泣く諦める。

再度荷物のピックアップの為ホテルへ行き、アムトラックの出発駅ペンシルヴァニアステーションへ急ぐ。初めてのアメリカ版新幹線がとても楽しみ!

最後の最後に最大の運の悪さが露呈する…。なんと、我々が乗るボストン行きの列車がDelayしていたのだ…。アメリカの電車の制度はほんとにいけてなくて、ギリギリになるまでトラックが決まらない。なので、いづれにせよ電光掲示板にトラック情報が表示されるまで見ておかないといけないのだが、待てど暮らせど"DELAYED"のまま…。

どうやらボストン行きとワシントンDC行きの二つの列車だけ大幅に遅れていたようだった。他の列車も遅れ気味ではあったため、電光掲示板の下は常に人で溢れかえってはいたものの、段々と流れ出してはきていた。

こういう場合はどうしたらいいんだろう?チケットを変えてもらったりしてる人はいた様子だったが、基本的には多分いつかは来るから待っとけ、という感じだった。日本だったらその都度アナウンスで状況説明などしてくれるだろうけど、アメリカは基本ほったらかし。困った人は自分で何とかして下さい、という感じだった。本当に来るのかもわからないまま、ひたすら立ちっぱなしで待つのみ。。他の列車はトラックに番号が出るやいなや、皆がそのトラックに我先にと駆け込む。席も指定じゃないから、良い席を取るためには競争に勝たないといけない。なんか要領悪いよなあ。。

かれこれ2時間近く待った所で、突然トラックに番号が!!まさにチケットを他の遅い便に変えてもらおうかとインフォメーションの列に並びかけたその時だった。人がドッと流れ出して、列が出来る。おお、我々と同じように理不尽に待たされた人がこんなにいたのか。一時はNYでもう一泊かな〜と覚悟したけど、まあ結果オーライ。乗り込んだ時には放心状態で、しばらく景色を楽しむ余裕すらなかった。。。

やっぱり最後までやられた。アメリカは舐めたらあかん。。。一人だったらアナウンスの英語もほとんど何言ってるかわからないしすごい不安だったと思うが、アムトラックは頻繁にこういうことがあるみたいなので覚悟は必要のようです。。。その乗りこんだ列車も予定よりもゆっくりの走行で、結局4時間半位かかったと思う。たっぷり列車の旅は堪能できたものの、やはりここでもものすごい極寒で、最後の方は寒すぎで笑うしかなかった。なんで夜の12時前にこんなに冷やすんや、と…誰もそこまで暑くないですよ(笑)。

NY旅行、本当に色々あって濃い旅行だったけど、総じてすごく有意義な旅だった。もう二度と行くことはないかもしれないので、NYの行きたい所は大体網羅できたと思うしその点は満足。まあ、もう一回位行く機会があったらいいな〜とも思うけど、本当に東京と変わらないなと感じたのでもっと東京を見直してもいいかもしれないとも思いました(笑)。

NY旅3日目②街歩きを楽しむはずが…

その後グランドセントラル駅を見に行ってみる。とても大きなターミナル駅で撮影などにも良く使われるらしく、天井に描かれた星座の絵がとても美しかった!

地下街は東京駅のような感じでお店が並んでおり、フードコートには昔駅弁が売られていたとの情報を頼りに少しのぞいてみる。見つけられなかったので今はないようだったけど、駅弁ってどんな感じのものだったのだろう。幕の内弁当みたいな駅弁なのかな!?


今日の目的はNYのスーパーに行くことだったので、アッパーウエストへ移動。そのついでにリンカーンセンターに寄って写真だけ撮る。ここは世界最高峰の複合芸術施設だそうで、隣にはジュリアーノ音楽院があったりした。夜はライトアップされ、美しいらしい。


行きたかったスーパー”ゼイバーズ”。この辺りには他にも有名スーパーが並んでいる。ロゴがとても可愛く、グッズも売られていた。本当ならテンションが上がって買いまくる所だったかもしれないが、なんせこの日の気温がスゴかった。一昨日からずっと気温は高かったのだが、この日は特別暑かった(その後のニュースで知った所では40度近くあったらしい…)。少し歩いただけで汗が噴き出し、背中に汗がつたい、、滅多にここまで汗はかかないのにこの日だけは特別だった。そのせいでテンション激下がり。街歩きをもっと楽しむはずが近くのセントラルパークも楽しむ余裕さえほとんどなかった。。。

一応せっかくだからと少しだけ歩いてみる。照りつける太陽のせいで、体力はすぐに消耗。ジョンレノンが住んでいたというダコタアパートの写真だけ撮ってこれ以上は断念。せっかく綺麗な公園だったんだけどなあ(笑)。右がダコタアパートのエントランス。すごい高級アパートだった。選ばれし人しか住めないらしい。


その後近くの自然史博物館に行こうとした所、旦那さんがチケットをホテルに忘れたことに気がついたため、ホテルまで一旦戻る。電車の中は涼しくて天国〜。ただ、激寒なため3分程で体は冷えきる。この内と外の温度差こそが、アメリカだ。 (次へ)