2010/05/22

初のコンサートへ

余りに多いので、持ち帰りをしてもらう。ピザの箱を持ったまま、少し歩き、コンスティテューション号という米国船舶を見に行く。現在も航行できる世界最古の戦闘艦らしいのだが、あまり良くわからないけどとにかく見た目がとてもかっこいい。


船内を見たり、大砲が撃てる甲板に登ったりした後、船で向こう岸に帰る。船は5分弱だったが、いつも使ってる7daysの地下鉄フリーパスでいけた。船も乗れるとはなんだかお得な感じ。子供達も大喜び!

途中クインシーマーケットの近くで馬車を発見!かっこいい!運転してるおじさんが雰囲気出てる!シンデレラとかに出てくる馬車のよう。


その後、今日の一番のイベント、8時からのコンサートチケットをピックアップするため、会場のハーバード大学へ。その途中でアイスクリーム。アイスは甘すぎることを学習していたので、Non fat(ほんとかなー?)の「Soft Yogurt」というジャンルのティラミス味にしてみる。かなりの挑戦。しかも、このオーダーうまく伝えられるのか。。。「soft yogurt」「tiramisu」「waffle corn」「small size」とゆっくり単語を並べたところ、お兄さんが超いい人で耳を傾け熱心に聞き取ってくれた(笑)全ての単語が日本人英語なので全部発音を矯正してくれたのだが、とにかく無事オーダー完了。

 出て来たもの。おーこれはソフトクリームだ。スモールサイズがこれか、という大きさだったが、けっこうおいしい。味はティラミスというよりはココア味だな。これが無脂肪??と疑いたくなる位濃厚だけど、ヨーグルトなのかなあ。。



開演の8時まで時間があったので、まだ行ったことのない「チャールズバンク公園」に寄ってみる。チャールズ川に沿って続いているこの公園はボストンコモン、パブリックガーデンに次いで人気の公園ということで、夕暮れのひとときを皆思い思いに楽しんでいる。こちらに来て思うこと、それはアメリカ人ってほんとに公園が好きだ、ということ。本を読んでる人、寝ている人、ジョギングをしてる人、とにかく食べたりしゃべったりしてる人、色んな人がいるけど、皆公園を愛していることがわかる。日本人よりも公園がもっと身近なものなんだろう。でも無理もないと思う。ここまで手入れの行き届いたきれいな広い公園は日本にはないと思う。都会の街中にこんなに緑豊かな美しい公園があること自体、アメリカ人は幸せだと思う。本当にどの公園もそれぞれ美しい。。。


そんなこんなでコンサートの時間。ハーバード大の「Sanders theatre」へ。今日聞きに行くコンサートはボストン中心に活躍してるらしい「Crooked Still」という5人組のバンド。構成がすごく変わっている。チェロとコントラバスはいいとして、ブラスbanjoとFive string fiddle(音楽は全然詳しくないのでわからないけど民族音楽の楽器なんやね)という珍しい取り合わせ。どんな感じなのかな〜。人気のチケットだったらしく、残り僅かなチケットを思いつきでおととい位に買った。
うわあー、すごい綺麗。大きすぎて写真に収まらず。。


内部はもっとすごいことになっている!誰も写真撮ってなかったので、隙を見てパチり。。。一階のロビーの写真と、客席から見た風景。。開演時間にはほぼ満席に。


コンサートは思っていた以上にとても素晴らしかった。ボーカルの女性の声がとても好みだったことと、今まで聞いたことのないような不思議なジャンルで、バンジョが入っていることによりカントリー音楽のような雰囲気を出していた。またしても途中のトークの英語が理解できなかったのが心残りだが、お客さんのノリも日本とは違いとても良く、楽しいコンサートだった。。。

それとは別に、人間観察も面白かった(笑)アメリカ人はつっこみどころが満載の人がとても多い。一番目が釘付けになったのは、ステージ挟んで向こう側の客席に座っていたガリレオガリレイのようなオヤジ(笑。とにかく、教科書で見たガリレオそのものだった。あり得ない程立派な白髭を蓄え、端正な彫刻のような顔立ち(遠いから詳細はわからないが)、髪の毛もてっぺんはなくて後ろ髪が長くそれがとても格好良くマッチしている。更に驚いたことに、立ち上がるとめちゃくちゃにでかい。190センチは超えてると思う。周りの人が肩くらいだったし、あの只ならぬ存在感はどういうことなんだろうか。あー写真撮りたかった。ロビーで出待ちしようかと思ったけど、わからなくなってしまった。。。すごいな〜。あの髭近くで見たかった。何年かかったらあんな髭になるのか。。。。

帰りの電車でも笑いが止まらなくなる人が。めちゃくちゃムキムキのオヤジが2人、どれだけ屈強な体付きなのか?!一体何を目指してるのか。Tシャツがぴちぴちで明らかに全体のバランスが可笑しい。あんな用心棒がいたらマフィアがいるという黒人街でも歩けると思う。アメリカは突っ込みどころが満載だなあーと再確認した一日でした。

2 件のコメント:

  1. crooked stillのアルバムいくつかは日本のiTunesにもあったよ。基本 bluegrass なのに、ボーカルとアレンジが奇麗でモダンな良いバンドでした。

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  2. 来る直前にNHK教育で始まってたSandelのHarvard講義シリーズはやっぱりこのSanders Theatreみたい!ForumNetworkだったらフルでccが出たよ(英語だけど)。

    http://forum-network.org/lecture/moral-side-murder-case-cannibalism

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