2010/05/31

初めて尽くしの旅〜名残惜しいけど最終日〜

最終日の朝。朝の散歩が是非したいということで、8時からの朝食の前にお出かけする。


清々しい朝の空気のもとでは、また昨日の夕暮れとは違った美しさがあり、大変心地よい。人も少ない(ゴミ収集のおじさんがいるくらい)ので静かだしね。あ!シマリスを発見!


でもここのリスはボストンのリスみたいに写真を撮らせてくれず。。この距離が精一杯だった。これはこれでかわいい。


朝日と海。ここの海は穏やかでとても静か。アメリカというより、フランスの南の方(行ったことないけど笑)みたいなイメージが湧いた。イメージだけ。昨日歩いた散歩道を歩く。
昨日はベストポジションのベンチは全部埋まっていたけど、さすがに今日は空いていたので座ってみる。感慨深い。


この街を歩いて驚くのは、ボストンでも十分そうなんだけど、街にお花があふれていて、どのお家もお店も本当に綺麗に飾り付けされていること。それがすべて個性があり、センスがあり、町並みの景観を乱していない。お店の場合は看板も非常に可愛くて、看板写真集を別に設けたい程写真が溜まった(笑)なんでこんなにセンスが良いのだろうか。


ひとまず朝食の時間になったので引き上げる。外と中どっちで食べますか?と聞かれ、昨日の経験から中を選んでしまったが、外で朝食にしても良かったなと後で後悔。我々の前に2組の熟年ご夫婦が先に朝食を取っておられた。フルーツのもりあわせ。可愛い!


来た!お手製のブルーベリーマフィン。しっとりとしていてとても美味しい。マフィンに更にバター?と思ったが、塗ってみると味が締まって美味しい。お客さんがオーナーのおじさんに聞いていたが、これはおばあさんの代からのレシピなんだそう。アメリカっぽいな。


オーナーのおじさんも上品だけど、ここはおばさんがものすごく上品だった。とても優しい語りかけで、すごくニッコリとしてくれるので気持ちが良い。席から少し見えているキッチンもものすごく可愛い。。こんなキッチンだったら毎日のお料理楽しいだろうな。。。籠がたくさん吊るされているなあ。


朝食の後再び散歩へ。昨日時間がなくて行けなかったメイン通りの方に行ってみる。このペンションは比較的端の方にあるため、静かだが、メインの方はお店も並び少しにぎやかな感じだった。夏は泳ぐ人で賑わうんだろう。でも決してうるさい感じではなく、ここでもとても上品な印象。なんでだろう?と思ったら理由が分かる。ここに来ている人が上品であることに気づいた。歩いているだけでみんなニッコリ、挨拶も必ずしてくれるし、良く考えたら白人しか居ない(笑)。有色人種と一度もすれ違ってないなあ。これは場違いな所に来ていたかもとなんだか不思議な気持ちになる。ニューイングランド地方の避暑地らしいってことかな、富裕層のアメリカ人のバカンスってこういう楽しみ方をしてるんだ、と新しい発見をしたような気がした。なぜかわからないけどOgunquitに惹かれ、吸い寄せされるようにここに来て、今自分達がこの土地に居ること自体に何だか不思議な気持ち。

今度来るときはこのペンションがいいな!とか言いながら、忘れないようにとそのペンションの写真を撮っていたら、2階のベンチで休んでいた素敵なおじさまが満面の笑みで手を振ってくれた(笑)。ここにあるホテルやペンションは必ずベンチがあって、部屋のベランダ毎に備え付けられている所もある。アメリカ人はオープンエアが本当に好きみたい。京都に帰ったら無理矢理うちのベランダに椅子を置こうかと本気で計画している。

名残惜しいままチェックアウトして、12時に返すべく車をボストンへ走らせる。余裕を見て出発したため11時過ぎにボストン空港へ到着。結構複雑なルートで帰ったが、的確にナビゲートしてくれたカーナビさんに感謝。アメリカのカーナビを最初は全く信用してなかったけど、とても良い仕事をしてくれた。どうもありがとう!いやはや、行き当たりばったりにしてはとても良い旅でした。もっと色んなアメリカを見てみたいな〜。

とても可愛いお気に入りの看板写真たちの一部を…↓

2010/05/30

初めて尽くしの旅〜大人の避暑地Ogunquit編〜

大満足のまま再びドライブ。途中通った白亜のお城のようなリゾートホテルではプライベートパーティーが行われているようだった。このホテルの空室チェックも一応していたのだが、なるほど、昨日だけ満室だった訳だ。


この日のランチは時間もないことだしテイクアウトで済ませようとSUBWAYで。そのままMaine州の州都Portlandに立ち寄ってみる。ここは一番賑わっている街のようで、見所もあるのだろうが、なんせかなり時間が押していたので一時間だけ車を駐車して何となくブラブラしてみる。図書館で借りた何かの本で美味しいと紹介されていたアイス屋さんを見つける事が出来たので、アイスだけ食べる。モカファッジにしてみたけど、うーん、、甘いだけ。はっきり言って普通!ここも種類がとっても多いので多分メニューによりけりだと思う。お連れさんはソフトクリーム。Soft Serve Twistと言うらしい。これは日本のソフトと同じ見た目、同じ味だった。


アイスを食べただけとなったPortlandだったが、個人的にはそんなには惹かれなかった。どこにでもあるような港町かな?と感じた。割とお店もあって、にぎやかで多分楽しい所なんだろうけど、さほど個性が感じられずそれならBostonがいいわ、という印象。まあ海を見てないのでこの判断は間違ってるかもしれないけど。

さて、最終地点Ogunquitへ急がなくては。  途中ナビさんがナビゲートしてくれた道(Interstateを通れという道)が料金所でちょっと渋滞。わざわざInterstate通らなくても行けたのにブーブーと言うが、まあこっちの方がだいぶ早いので致し方無し。ちなみに料金は1ドル、左のE-Z PassがETCレーンのよう。料金所の人は日本だと制服を着たおじさん、というイメージだが、こちらでは普段着の若いお姉さんだったりして、意表を突かれる。



あと、こちらにも高速道路沿いにサービスエリアがある場合もあるようだ。でも基本的にはexitを出た所に食べる所が設けられている。



カーナビに感謝、無事に本日の宿「Yardarm Village Inn」に到着!可愛い!この辺りはたくさんのペンションがあり、どこもとても綺麗な外装をしている。


着くとオーナーのおじさんが色々教えてくれる。その中で面白かったのが、明日の朝食のブルーベリーマフィンの個数を廊下の黒板に朝6時までに書いておくように、というもの。特に決まりはないから欲しいだけ書いておいたら良いよ、と。部屋に入ると、すっごいかわいい!これは女子好みだわ〜




これ、部屋の照明のスイッチですよ!
本当に細部までかわいい。ちなみにこの部屋の冷房機はこの間うちに入った例の半分中、半分外の冷房機でした(笑)




下ではワインや食器などが売られており、本当に綺麗。余りのハイセンスさにうっとり。


この街は好きになれそうな予感がしたので、早速街歩きをしてみる。ここはこじんまりとしていて、何となく静かで落ち着いた雰囲気、とても居心地が良い。大人の避暑地という感じで並んでいるお店も品が良く庭もとても綺麗にしている。少し歩くともう海沿い。途中美しい跳ね橋がかかっていた。


橋を渡ってみる。橋から見た風景が美しい。ちょうど夕暮れ時で、忘れられない風景に。


あ、反対側から船がやってきた。ということは、この跳ね橋が動く?真ん中にいる我々はどうしたらいいんだろう??


と、そこへちょうど通りかかった少年が横のボタンを押した。橋が真ん中から割れる。船はそのまま通り過ぎていった。通りかかった人がボタンを押すという仕組みなんだろうか?なかなか貴重な所が見れて楽しかった。


その橋を渡った所には、それはそれはまるでテーマパークかのような美しい別荘群があった。いいなあ。


ペンションのおじさんが教えてくれた海岸沿いの「Marginal way」を歩いてみる。なんと風光明媚な。。ここは写真では表現できない美しさがあった。


基本的にはとても穏やかな海岸沿いに作られた小道を散歩するんだけど、50mおき位にベンチが置いてある。それが本当に親切な場所にあって、ちょうどとても景色が美しく見える所に計算されて作られている。歩きながら色んなベンチに腰掛けるのも楽しい。


時間が本当にゆったりと流れている。道行く人も心なしか皆上品(笑)。こんなに明るいけどもう8時近いのでそろそろご飯に、ということで、先ほど通った立地最高のオープンエアのレストランに入ってみましょうかと。今日はクラムチャウダーが食べたいと決めていたので、一応それがあることは外のメニューで確認済みだし。「Oarweed」という名前。




お店のお姉さんが美人揃い。愛想も良く皆にっこりしてくれる。insideとoutsideどっちがいい?と聞かれ「outside!」ちょうど空いたとこのよう。


早速クラムチャウダー。おいしい!!さすがシーフードのお店というだけあって、貝がふんだんに入っていて、とてもクリーミー。濃厚だけどひつこくなくて、これは美味しいわ〜。


一匹丸ごとのロブスターを食べてるおじさんがいたが、余りにもあり得ないくらい大きかったので、ロブスターサラダをシェアすることにする。サラダでも27ドルとかなりの高額。でも案の定すごい身の量で、シェアしてお腹がいっぱい。もちろんキュウリは全部食べてもらいました(笑)
ドレッシングも選べたけど、パルメザンチーズのドレッシングにして正解!


ただ一つ難点だったのは、日が落ち始めてめちゃくちゃ寒くなってきたこと。。 冷たいサラダで更に体は冷えきった状態に。。。下げに来てくれたお姉さんもここ寒いわね、、と体をブルブルさせていた(笑)


いやはや、ロケーションは最高でした。もっと厚着してきてたらもっと長居したのに、、あまりの寒さに食べたらすぐに出ました。。チップ込みで確か50ドルくらい。

寒いけどあまりに日暮れが美しいので寒さを堪えて再度撮影。Perkins Coveの夕暮れ。。


ペンションに戻ったら、入り口の前のベンチで3、4人のお客さんとオーナーのおじさんが寛いで談笑していた。本当にこっちの人は朗らかでおしゃべり好きだな。英語が流暢に操れたら私も是非混ざりたいと思う性格だけど、今回は無理なので後ろ髪を引かれつつ素通り。。今日も本当に良き一日でした。。(次へ)

初めて尽くしの旅〜登山列車編〜

二日目の朝。早朝の出発のため早起きするも目覚めはGood!起きた段階では天気が悪く、かなり曇っていたので少しガッカリ。山の天気は大方がもやっているようで、まあ天気が悪くても仕方がないなー。


朝ご飯を6時半に食べにいく。安いモーテルだったので朝ご飯を全く期待していなかったのだが、好きなパンを自分で焼き、コーンフレーク、果物、飲み物などをセルフで取るようになっていた。パンを焼いてコーンフレークとコーヒーとリンゴでも頂くかなーと取り始めていたら、例のインド系のおじさんが寄って来てワッフルいるか?と聞いてきた。「あ、じゃあお願いします。」あまり意味が分からないままお願いしてみると、ソフトクリームの機械みたいな格好をしたものからワッフル生地が出てきて、それを横の機械に流して焼いてくれた。すごい便利グッズ!その機械欲しい、と思った(笑)かなり簡易的に焼いた割には、それが結構おいしかった。おじさんありがとう!先に焼いてしまっていたパンはお腹に入りませんでした(笑)

我々がワッフルを食べているとき、白人のおじさま二人が入ってきた。例のインド人が同じ質問をするも二人とも「No Thank you.」と答え、ベーグルとコーヒーだけを取って食べ始めた。こちらの人は朝はあんまり食べないみたいで、お昼もテイクアウトとかで済ませ、夜をガッツリ食べるらしい。もちろん途中でお腹が空いたらコーヒーとダンキンドーナツとかを食べるみたいだけど(笑)そして、道で良く見かけるのは果物を歩きながら食べてる人。見た事あるのは、バナナ、オレンジ、リンゴ、ぶどう。バナナは良く見かけるし、しかもバナナのスーパーでの買い方がすごくて、房で売ってるバナナを一本だけもぎり取ってレジに持って行ってる人を見た事がある。いいの?と最初思ったけど、その後何度も見たのでどうやらいいみたい。良いみたいというか、アメリカでは許されるみたい(笑)。

話が脱線してしまったけども、朝食で満足したところでいざ出発!!!なんと出発する頃には雲が取れて晴れて来た。途中色々な景色に出会い車を止めながら、駅を目指す。風光明媚な所をたくさん通り、写真を撮るべく止まったり走ったり(笑)



8時頃、Mt. Washington Cog Railwayの出発の駅、Marshfieldという駅に無事到着!チケットをピックアップする。ようやく列車とご対面!


色がカラフルでとてもかわいい!しかも、もう煙がもくもくしていて、テンション上がりまくり。蒸気機関部分のパーツは、最初から傾いた状態でつながっている。多分これから傾斜を登る為にそのようになってるのだろう。


もうこの時点で何枚写真を撮ったか分からず。私は鉄子ぎみだけど、基本的には乗るのが好きで車体には興味はないのだが、今回だけは別格。すごく可愛いと感じた。やっぱりセンスが良いよな〜。更に、携わるおじさま方もイカしている。真剣に点検作業をされていたが、その姿まで絵になるので沢山写真を撮ってしまう(笑)


そろそろ出発の時間!人も集まり始め、席に着く。自由席なので早いもの順だけど、席には余裕があったため最初進行方向右側の席に座っていたところ、、車掌兼ガイドのおじいさん登場。


「どこも景色は美しいけど左側の席の方がより美しいですよ」と説明したとたん、右に座っていた人が一斉に左に動く(笑。我々も漏れずに左の席確保。電車が走り始める。多分一番テンションが上がった瞬間!!


こんな感じですごい角度の線路を登って行く。アメリカ北東部で最も高いという山、ワシントン山の山頂を目指すというだけあって、角度が半端ではない。雰囲気のあるおじいさん車掌さんがアレコレと楽しいガイドをしてくれるも、英語の壁により分からない所が多々。。。
一応言っていたのは、古さは世界一、角度の急さは世界二位(一番はスイスの登山列車)らしく、後から調べたところに依ると一位のスイスの列車はラックレール登山鉄道というらしい。是非機会があれば行ってみたいなあ。



荒々しい山を登って行く。最初は緑も綺麗だったが、この辺りまで来ると寒さからか背の高い植物も見られなくなり、荒々しさが目立つ。窓を開けて写真を撮るが、煙がすごくて灰が中まで降り注いでくる。入って来たら閉めてね、とおじさん。



段々寒さが凄くなってくる。開けていたら風がめちゃくちゃ冷たい。持って来ていたフリースを羽織った。他の人達ももとから厚着して来てる人も多く、薄着だった人は寒そうだった。更に進むと岩ばかりになり、山頂が近づいて来た。空が近い。山頂付近には雪がたくさん残っていた。


 一時間ちょっとで頂上Mt.Washington State Parkに到着!あり得ないくらいの強風!!!どれだけ寒いのーー!!遮るものがないからまさにふきっさらし。山小屋に入るのが精一杯だ。だけど頑張って撮った本日登頂一番列車。美しいね。


山小屋ではお土産屋さんとミュージアムがあった。その中でおもしろいものを発見。
Mt. Washingtonの天気は"The worst weather in the world"だって。20分間の停車だったのでゆっくりはできなかったけど、一応お土産をと思いポストカード購入。


すごい強風によりみるみるうちに天候が変化して、出発時間の頃には一面霞に。山の天気はほんとに変わりやすい。我々が登って来た時は綺麗に景色が見えたのに、ラッキーだったね。


帰りも楽しい列車の旅。子供達も前に陣取りまさに釘付け状態。乗客の人を観察してるだけでも楽しい。やっぱり子供さんは多かった。アジア人は一組だけチャイニーズがいたけど、なぜか帰りの電車に姿を見せなかった。それは車掌さんも「彼らはどこに行ったんだ?」と気にしていた。20分で戻ってこいと言った英語が分からなかったのかな〜




ひとつ気になったのがおじさんが飲んでいるコーヒー。すごい揺れにも関わらず、なぜかこぼれないのだ。こぼれそうで、こぼれない。きっとあの場所だけOKみたいなおじさんの位置があるんだろうな〜。最後の最後まで気になったけど、結局生還しました。


大満足の登山列車。62ドルとかなりの高額だけど、これは価値があると感じた。 (次へ)