最終日の朝。朝の散歩が是非したいということで、8時からの朝食の前にお出かけする。
清々しい朝の空気のもとでは、また昨日の夕暮れとは違った美しさがあり、大変心地よい。人も少ない(ゴミ収集のおじさんがいるくらい)ので静かだしね。あ!シマリスを発見!
でもここのリスはボストンのリスみたいに写真を撮らせてくれず。。この距離が精一杯だった。これはこれでかわいい。
朝日と海。ここの海は穏やかでとても静か。アメリカというより、フランスの南の方(行ったことないけど笑)みたいなイメージが湧いた。イメージだけ。昨日歩いた散歩道を歩く。
昨日はベストポジションのベンチは全部埋まっていたけど、さすがに今日は空いていたので座ってみる。感慨深い。
この街を歩いて驚くのは、ボストンでも十分そうなんだけど、街にお花があふれていて、どのお家もお店も本当に綺麗に飾り付けされていること。それがすべて個性があり、センスがあり、町並みの景観を乱していない。お店の場合は看板も非常に可愛くて、看板写真集を別に設けたい程写真が溜まった(笑)なんでこんなにセンスが良いのだろうか。
ひとまず朝食の時間になったので引き上げる。外と中どっちで食べますか?と聞かれ、昨日の経験から中を選んでしまったが、外で朝食にしても良かったなと後で後悔。我々の前に2組の熟年ご夫婦が先に朝食を取っておられた。フルーツのもりあわせ。可愛い!
来た!お手製のブルーベリーマフィン。しっとりとしていてとても美味しい。マフィンに更にバター?と思ったが、塗ってみると味が締まって美味しい。お客さんがオーナーのおじさんに聞いていたが、これはおばあさんの代からのレシピなんだそう。アメリカっぽいな。
オーナーのおじさんも上品だけど、ここはおばさんがものすごく上品だった。とても優しい語りかけで、すごくニッコリとしてくれるので気持ちが良い。席から少し見えているキッチンもものすごく可愛い。。こんなキッチンだったら毎日のお料理楽しいだろうな。。。籠がたくさん吊るされているなあ。
朝食の後再び散歩へ。昨日時間がなくて行けなかったメイン通りの方に行ってみる。このペンションは比較的端の方にあるため、静かだが、メインの方はお店も並び少しにぎやかな感じだった。夏は泳ぐ人で賑わうんだろう。でも決してうるさい感じではなく、ここでもとても上品な印象。なんでだろう?と思ったら理由が分かる。ここに来ている人が上品であることに気づいた。歩いているだけでみんなニッコリ、挨拶も必ずしてくれるし、良く考えたら白人しか居ない(笑)。有色人種と一度もすれ違ってないなあ。これは場違いな所に来ていたかもとなんだか不思議な気持ちになる。ニューイングランド地方の避暑地らしいってことかな、富裕層のアメリカ人のバカンスってこういう楽しみ方をしてるんだ、と新しい発見をしたような気がした。なぜかわからないけどOgunquitに惹かれ、吸い寄せされるようにここに来て、今自分達がこの土地に居ること自体に何だか不思議な気持ち。
今度来るときはこのペンションがいいな!とか言いながら、忘れないようにとそのペンションの写真を撮っていたら、2階のベンチで休んでいた素敵なおじさまが満面の笑みで手を振ってくれた(笑)。ここにあるホテルやペンションは必ずベンチがあって、部屋のベランダ毎に備え付けられている所もある。アメリカ人はオープンエアが本当に好きみたい。京都に帰ったら無理矢理うちのベランダに椅子を置こうかと本気で計画している。
名残惜しいままチェックアウトして、12時に返すべく車をボストンへ走らせる。余裕を見て出発したため11時過ぎにボストン空港へ到着。結構複雑なルートで帰ったが、的確にナビゲートしてくれたカーナビさんに感謝。アメリカのカーナビを最初は全く信用してなかったけど、とても良い仕事をしてくれた。どうもありがとう!いやはや、行き当たりばったりにしてはとても良い旅でした。もっと色んなアメリカを見てみたいな〜。
とても可愛いお気に入りの看板写真たちの一部を…↓
すごく充実した旅だったみたいですね^^
返信削除最初、途中から日記を読み始めたので
よくこれだけ計画とか立てられるなぁと
感心してたんですが、前日は缶詰状態(?)
だったんですね。
なるほど、と更に感心しました!
ほんとに、毎日いろいろ体験してはるので
なんだか刺激されます。
日本に居ながらでも色んなところに行って
いろんな経験ができるといいな☆