2010/06/02

ブラジル人の教授と知り合いになる

今日はsomervilleにある大型スーパー「Target」に行ってみようと思い立ち、Lechmereで降りてそこから87番のバスに乗って行ってみる。バスがなかなか来ず30分待たされたけど、難なくターゲットへ。ここは色々見てるだけでも楽しくて、念願の歩数計にやっと出会えて購入。買い物して、また元来たルートで帰るかな〜とバス停で待っていた所、おばさんに話しかけられた。83番のバス停はどこですか?と聞かれたが、私も知らないのですみません、と言うと、ちょっとここで待っててと言って道を歩いてるお姉さんに同じ質問を。多分、このバス停でOKですよと言われたみたいで、戻って来て待ち始めた。あなたはどこに行くの?と聞かれ、私はLechmereだというと、どれくらいかかる?とか色々質問され、私の英語がたどたどしかった為「英語できますか?フランス語ですか?」と聞かれる(何故フランス語かと聞かれたのは謎だけど笑)。すいません、英語駄目です、日本から来ましたみたいに話したところから、おばさんとの長い会話が始まった。

何しにボストンに来たのか?と聞かれたため、主人の仕事の関係です、ボストン大学に3ヶ月勤めていますとか話していたら、おばさんはどうやらブラジルのリオデジャネイロから半年間来ていて、ハーバード大学でどうのこうの、と言うので、てっきりご主人がハーバード大に同じように短期滞在に来てついて来たんだな、と思ってしまった。だけど、話の中でご主人の研究は何ですか?と聞いた所「主人は20年前に亡くなって、、」みたいなことを話始めたので、そこで勘違いに気づいた。「Are you a professor?」と聞いた所「Yes.」と。このおばさん、教授だった!分野は多分歴史文学?みたいなことだったと思う。(確実ではないけど…)あなたの名前は?日本で何の仕事をしてるのか?とか聞かれたので、名前と京都大学で秘書をしていたと言ったら、京都大学はリオの自分の大学と交換留学制度みたいなものがあって、京大へは何人か行っているので知ってるよ!ということだった。日本人はブラジルにもたくさんいて、その為にリオにも日本料理屋さんがたくさんあるので好きだ、特に「Sushi is very nice!」と言っていた。後は、日本の映画が好きでえっと誰だっけ、あの有名な、と言うので「黒沢監督か?」と聞くとそうそう!彼は素晴らしい!と。すごい、やっぱり黒沢映画はすごいなあ。
南米に行ったことがあるか、と聞かれたので、ない、と言うと、ペルーが超おすすめ、と言われた。お子さんが3人いて、お孫さんが7人いるらしく、その中で娘さんは旦那さんの仕事でドイツのベルリンに居るということで、ドイツのベルリンも最高!と言っていた。日本にはまだ来た事はないらしいので、是非来てくださいね、と言っておく。

バスはなかなか来ず、多分20分くらい喋った所でやっと来る。連絡先を書くと言ってペンを探したが見つからず、私も持ってなかったので、横に座っていた見知らぬおじさんにペンを借り書き出した、さすがおばさんはどこの国でも逞しい(笑)。名前、電話番号、メールアドレスを書いてくれた。私は財布に名刺を入れていたので、名刺を渡しておく。たまたま持ってて役立った!電車にすぐに乗り込み、おばさんは私が降りるPark St. でレッドラインに乗り換えるということで一緒に降り、ここでお別れ。別れ際、おばさんはほっぺをくっつけハグしてくれた。Bye-Bye、リオデジャネイロにくるときはすぐに電話して!と。

すごい一期一会だなあ。たまたま会って話した人が教授だったことがまず驚き。それよりもやはり自分の英語力がひどすぎることに落ち込み。。。おばさんにとっても英語は外国語な為、ゆっくりと話してくれたから言ってる事はわかったが、いざこちらが話したいことが全く出てこない。単語を出す事で何とか相手に伝える、みたいな状態。。。きれいな文章にしてスラスラ話すなんてまだまだ難しいなあ。。。多分30分とか40分とかその程度の会話だったけど、かなり疲れた。アメリカ人相手だったら絶対無理だろう。話したいことがそれなりに伝えられるようになるには一体どれくらいかかるのか、、、気が遠くなりそうだけど、今日のこの出会いはなかなか楽しかった。リオかー、リオの美しいビーチを一度見てみたいものだなあ。

2 件のコメント:

  1. 4年前、イタリアに行った時のことを思い出しました!本当、あちらの人は人懐っこく話しかけてきてくれるよね。話せたらもっと会話がはずむのにいつも残念で。ベネチアではイタリア人で空手をしている夫婦、ローマでは久しぶりの再会を果たしたローマの画家の紳士とパリ在住のご夫人。二人で見つめあいながら、私たちに話しかけてきてくれたこと思い出したわぁ。なつかしぃ。

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  2. marumamaさん、コメントありがとうございます!
    イタリア人は確かに更にすごいかも、多分ラテン系の人が一番人懐っこいのかもしれないですね〜。
    話しかけてくれるのは嬉しいけど、やっぱりその度に自分の英語力の貧困さに落ち込みますね。。。
    でも旅の出会いは一生の宝ですね。

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